Book / knowledge
関係理解の歩みにある、一冊の問い。
書籍『男女社会学』は、カンキョーアイが人と人との違いについて考えてきた問いをまとめた、大切な節目の一つです。
2012年、創業者である神谷誠一郎は、恋愛や結婚に関わる事業実践から生まれた問題意識を、個人、愛、コミュニケーション、二人の関係、幸福という五つの視点に整理し、人と人との関係と社会のあり方を考える一冊としてまとめました。
Published in 2012
一冊にまとめた、関係への問い。
人はどうすれば、自分らしさを大切にしながら相手を愛し、異なる二人として関係を育てていけるのか。
何を分かち合えば、それぞれの「私」が「私たち」となり、二人にとっての幸福へ向かえるのか。恋愛や結婚に関わる実践の中から生まれたこれらの問いを、個人から関係、そして幸福へと連なる五つの視点に整理したものが、書籍『男女社会学』です。
Five areas
関係を捉えた5つの視点
一人ひとりの内面だけでなく、二人の間で何が生まれ、どのように関係が築かれるのかまでを、一つながりの問いとして捉えようとしたものです。
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PERSONAL IDENTITY
個人のアイデンティティー
歩み・価値観・存在意義・未来像から、自分らしさの核を築く。
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LOVE
愛
愛をただ待つのではなく、意志と行動によって育てていく。
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COMMUNICATION
コミュニケーション
言葉と行為の双方から、気持ちを率直に分かち合う。
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SHARED IDENTITY
二人のアイデンティティー
役割や課題、価値観と未来像を共有し、二人らしい関係を築く。
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SHARED WELL-BEING
二人の幸福
人生をめぐる九つの領域から、二人にとっての幸福を見つめる。
An independent framework
会社が育ててきた問い
『男女社会学』は、創業者・神谷誠一郎が、恋愛や結婚に関わる事業の現場で重ねた実践と考察を、関係を捉えるための五つの視点へと体系化した、カンキョーアイ独自の考察枠組みです。
性格への着目から始まった考察は、個人の歩みと価値観、愛する力、言葉と行為によるやり取り、二人で共有する関係の核、そして二人が選び取る幸福へと広がりました。個人と関係の双方に目を向けることで、人と人との違いの奥にある背景と意味を捉えようとしたものです。
人を一括りにせず、違いを理解することから関係を考える。この視座は、書籍の刊行後も、カンキョーアイの性格分析技術と関係づくりへの取り組みを支える知的な源流として、現在まで受け継がれています。
A present-day perspective
問いを、より広い関係理解へ。
一人ひとりと、二人のあいだで起こること。その両方を見る姿勢は、現在の関係理解へ続いています。
書籍が男女という枠組みから始めた問いを、現在は、性自認や性的指向、家族やパートナーシップ、人生の選択にある多様性へと視野を広げ、捉え直しています。
性別や属性で人を決めるのではなく、違いを知り、理解のための言葉をつくること。過去の答えを守るのではなく、問いそのものを育て続けることが、カンキョーアイの現在と未来につながっています。
Bibliography
書誌情報
刊行時の書誌情報です。
- 書名
- 男女社会学
- 著者
- 神谷誠一郎
- 出版社
- 文芸社
- 発売日
- 2012年8月15日
- ISBN
- 978-4-286-11392-0
- 仕様
- 260頁